Traval

雨のTOULOUSE

今回トゥールーズ・ロートレックの美術館に行くためにAlbi (アルビ) へ向かうにあたり、

バラ色の街の名で有名なToulouse (トゥールーズ) にも少しの間滞在しました。

トゥールーズはフランス南部の都市で、ピンク色のレンガ造りの建物が太陽の光を反射して柔らかいピンク色に見えることに由来して「バラ色の街」と称されています。

滞在日はあいにくのお天気でしたが、それでもその名の通り魅力たっぷりの街でした♡

ドキドキのTGV2号車

今回はBordeauxからTGVに乗って

Toulouseというルート。

所要時間はおおよそ2時間15分程度。

パリからボルドーに来たときは大きいキャリーケースもあるし、1号車の方が治安もいいと聞いていたので迷わず1号車にしましたが、今回は手荷物のみ(バッグ+エコバッグ)で行ったのと、何よりもお値段の安さに惹かれて2号車を予約してみました。

 

フランスTGVの1号車と2号車の主な違いは座席の配置や広さ。ただ、都市部や人が多い地域では、2号車は値段も1号車より低い分、盗難のリスクが若干高くなる場合があると言われています

 

乗車した感想としては、全然大丈夫でした!

金曜日に出発したことも関係しているかもしれませんが、私の隣には誰も座らず (というかどの席も隣は空いていた気がする…)

私は廊下側を予約していたので窓側に荷物を置き、念のためにショルダーバッグの上からアウターを着て、アウターの前を閉めてその状態で1時間半ぐっすり。

乗客の多くは早い列車ということもあり寝ていました。

バラ色の街 Toulouse

そんなこんなでToulouse Matabieuに到着。

クロワッサンとコーヒーで朝食を済ませて、街散策へ。

時期的に雨が多かったため、あいにく午前中は大雨で午後も雨は止んだものの曇りという天候…

有名なキャピトル広場
写真では伝わりきれない赤煉瓦の魅力…!

冬のヨーロッパは曇りや雨が多いですが、それはそれで違う風景が見れて素敵でした。

Tourist spot

サン=テチエンヌ大聖堂 (Cathédrale Saint-Étienne)

このお花みたいなステンドグラスにうっとり

トゥールーズで最も有名なロマネスク様式の教会の一つ。11世紀に建てられ、美しい彫刻やステンドグラスが見どころ。

サンセルナン教会 (Basilique Saint-Sernin)

この教会は13世紀に建てられ、ゴシック様式の建築と回廊にあるパームのような形状の柱は印象的で知られています。

トゥールーズ美術館 アセザ館(Musée des Augustins)

13世紀に建てられた元修道院が現在美術館に。ルネサンス期やバロック期の絵画や骨董品が展示されています。

チケットを購入して中に入ります。

PRICE

・一般価格 : 11€ (約1,700円)

・割引価格: 8.5€ (約1,400円)

学生さんは割引がききます。私も語学学校に通っていたので、アラサーですが割引適用されました!場所によったら無理なところもあったので、私みたいに語学学校に通ってる26歳以上の方は学生証明カードを一応出してみることをおすすめします。

この美術館は評判も良くて行く前から楽しみにしていました。

建物の美しさもさることながら、ポールセザンヌやモネなどの有名作品もありとっても楽しめました… !

私は美術に特別詳しいわけでないのですが、美術館に行くのは大好きなので、

とっても充実した時間でした。

作品が飾られているお部屋もひとつひとつ内装が可愛くてそこも素敵だったな~♡

RAOUL DUFY(ラウル・デュフィ) 色彩が陽気で一目惚れ!

美術館に行くと、心から素敵だなぁと思える絵画に出会うことがあります。そのときの自分の気持ちによって多少左右されるけど、比較的にわたしは風景画 (とくに海や水辺をモチーフにしたもの) が見てると癒されるので好きです

そういう「うわぁこの絵好きだなー」っていう快感を知ってて、それにはまっているので美術館が好きなのかも

そして、その作品たちをメモしてお気に入りリストに入れていく作業も幸せな気持ちになるので好き。

以前、作家の原田マハさんが「アートは友達」「美術館へ行くのは友達の家に行くみたいなもの」だと仰られていて、そんな気軽な気持ちでいいんだな…!と思ったのを思い出します。

ポン・ヌフ(Pont-neuf)

ぶらぶらしてたら辿り着いたポン・ヌフ。視界がさっと広がって気持ちの良い場所で川沿いではたくさんの人がピクニックしてました。

向こう側にあるサンピエール橋は夜景で有名なスポットみたいなので、お時間ある方はぜひ 。

またもやぶらぶらしてたら繁華街なるものに到着!

ハイブランドのショップから、THE NORTH FACEやCarhartt (フランスではCarharttめっちゃ人気みたい)などの人気ブランドショップが並んでいました。

ショップの雰囲気もおしゃれな感じのところが多くて、買い物するのも楽しそうだなぁと思いました…!ショップの数もボルドーよりトゥールーズの方が多い気がする。繁華街がとにかく巨大でした。大阪でいう堀江がもう少し賑やかになった雰囲気かも。(分かる人には分かるかな?笑)

トゥールーズはスミレの名産地!
クッキーやチョコ、スミレのお菓子もありました

帰りはOUIGOでボルドーまで

広くはないけど、2時間くらいなら大丈夫という感じ

OUIGOはコスト削減で低価格を提供する新幹線。 車両はTGVと同様 (車内は改造)のものが使用され、所要時間もTGVと変わりません。ただ荷物の個数などに制限があります。

こちらはかなり安くチケットを買えました。初めて乗るのでちょっぴりドキドキしてましたが、若いバックパッカーの方々がいたり人が多かったりで雑多な感じはしましたが、私は一番後ろの端っこの席を取ったので全体が見回せて、そこまで危ない感じはありませんでした。

ただ、個人的な主観にはなるので例えば雑多な雰囲気があまり好きではない方や、おしゃれで綺麗な格好をしていたら目立つので旅行で来られる方にもあまりお勧めできないかもしれません。

PRICE

・価格 : 16€ (約 2,630円)

※今回値段表記は、1€=163円で計算しています。

まとめ

Albiに行くための中間地点で寄ったのですが、それでもとっても充実した1日でした。

バラ色の街と言われるだけあって、あの建物はまさに百聞は一見に如かず。私のホームステイ先に以前いたスペイン人女性もトゥールーズは住みやすいと言っていたのですが、確かに住みやすそう…!(ただ駅前の治安はあまり良いとは言えないので、住むのは場所によりますね。 叫んでいる人がいたりホームレスも多い印象) ボルドーよりは賑やかで若者の街という感じがしました。

以上Toulouseの旅記録でした。

見ていただいてありがとうございました♡